現代を生きるⅡ(3学年)
なぜ紙幣には有名な人物の肖像なのか。同じ紙でも、紙幣と名の付くだけで絶大なる交換価値を持つのはなぜなのかを探求する。また、お金と人間関係についても触れ、具体的な事例を挙げて考察する。人間学のテキストのみならず、金融広報中央委員会のテキストを題材にし、高校生求人票をもとに1か月や1年の収入の試算をする。さらに、現金以外の決済方法にも目を向け、ローンやクレジットのリスクを学ぶ。法律なども学習し、「世の中で生きていくことはいかに大変なことか」をお金を通じて学んでいく。
生徒たちは、「お金について考えたことがなかったが、お金は信用されているから使われていることが分かった」「ひとり暮らしをするにはどれくらいかかるのかよく分かった」「社会人はこんな大変なことを当たり前のようにやっていると思うとすごいなと尊敬します」など感想を述べた。